昭和22年3月28日。高知県土佐郡地蔵寺703番地にて、父上田儀人。母藤子の長男としてこの世に生を受け77年と父母の年を超え現役の刀鍛冶として日本刀を打ち続ける丈夫な体を授かった事に感謝の毎日を過ごしています。刀工生活も45年の長きにわたり日本産砂鉄から自家製鋼で玉鋼を造り刀の斬味の良さで包丁も売れて弟子の鋼、炭代、昼食代がまかなえて、後継者育成にも頑張れている事を墓参の毎に報告出来ている。刀工生活50年を目標にあと少し元気な事を毎朝神前に祈っている。長年刀工生活を支えてくれた妻にも感謝の誠で一杯である。