7月4日 弟子の練習用梃棒は自家製玉鋼と日刀保玉鋼に古鉄を混ぜた3種類の異なる鋼なので非常に難しく数回に分けて説明をしながら積み沸かしをかけて見せる。今回は見せたが次回は弟子にさせる。単一の鋼の鍛錬はやさしいが複数の異なる鋼を鍛えないと地金の変化が出ない。斬れる刀を追求すれば硬軟の鋼を使うので地金の美術的要素も出るのである。鍛冶場内の室温が38度になれば熱中症になるので止めなければならない。火床の中では1200度になり火床の前では温度測定が不能になる。梅雨の雨が欲しい。 tagPlaceholderカテゴリ: