突然にフランス人が無料公開の見学に訪れたが山本君が1週間の休みを取っているので弟子のU君が親方の入る横座に入り折り返し鍛錬を見せる。随分と上達しものである。終了後翻訳機を使って種々話す。フランスの刃物の町で副官長をしていたらしく剣も展示されているが、もう剣も甲冑も造る職人がいないとの事である。自国の歴史と文化伝統を学ばなければ愛国心もわかないと思う。日本人も同じで刀工も数少なくなっているが民族の成り立ちと歴史を学べば伝統文化の上に日本刀が、そして日本精神に目覚め愛国の情が敬神愛国につながり本物の刀工になれるのである。