11月10日

山本刀工が弟子の前で刀の心鉄と皮鉄を甲伏せという方法で造り込んで伸ばしていくが、皮鉄の折り返し鍛錬が十分でなかったので鋼の中に空気が残りふくれが次々と出てタガネで切り取りながら進める。午後は私が弟子の鍛えた地金を包丁に素延べを2本造り弟子の火造り練習用とする。