3月19日

弟子刀工が次に造る刀の地金を見るのに包丁で試作をするが炭素量が低いのか、火の温度と水温が合っていないのか不出来である。見学をしていたフランス人が帰ってから再度焼き入れをやり直す。砂鉄が変われば全ての成分が違うのでデーターを取らなければ次に繋げる事が出来ない。それが努力と工夫である。